デバイスドライバー開発
デバイスドライバーの革新的開発手法
Windows 7など最新のOSを始め、その他各種のOS向けのデバイスドライバー開発を行います。弊社ではアプリケーションに対してシンプルかつ柔軟なインターフェースを提供しつつ、マルチコアCPUや64Bit対応など先進の環境でも安定し、システムのパフォーマンスを最大限に引き出すデバイスドライバーを提供します。弊社ではデバイスドライバーの開発にオブジェクト指向言語であるC++を用い、独自のクラスライブラリ・フレームワークを構築しています。長年の開発実績で培われたこのクラスライブラリにより、高品質かつ低コストなデバイスドライバーを開発することが可能です。以下にその特徴を示します。
ひとつのソースから複数のOS向けドライバーを作成
OSの違いを吸収する独自フレームワーク
独自開発のフレームワークは、OSの違いを抽象化するため、階層化された設計思想に基づいています。これにより、製品固有の実装部分を共通的に流用して、Windows版とLinux版両方のデバイスドライバーをまとめて作成することができます。OS機能に依存する処理はフレームワーク内の一部分で吸収されているので、製品固有の実装は、このフレームワークの上層とのみインターフェースを取ることになります。(右図参照)共通のソースコードから複数のOS向けのデバイスドライバーを開発できるので、コストダウンにつながります。
Linux製品をWindowsで開発して低コスト化を実現
Windows版/Linux版デュアル開発ソリューション
前述のフレームワークを用いることで、Windows版/Linux版の両対応が低コストで可能となり、製品のラインナップを広げることができるのはもちろん、製品開発時にもいくつかメリットが生まれてきます。以下ではLinux向け製品の開発におけるソリューションを紹介します。
PCIやUSBを始め、各種のバスに対応したデバイスドライバーが作成可能です。APIまで含めて提供するので、それぞれのバスの違いをインターフェースレベルで吸収し、アプリケーション側からは違いを意識しないで済むようにすることもできます。例えばUSB版、PCカード版で同様のデバイスを作成する場合でも、アプリケーション側のプログラムは全く同じものが動作します。(右図参照)
デバイスドライバー開発の価格例
電子顕微鏡の画像をPCにて解析するシステムの例
弊社にてドライバー開発をご依頼いただいた場合の費用の一例を以下に示します。
- ズーム、レンズの移動などの制御
- DMA転送による画像データの取得
価格表
価格表 | |||
No | 概要 | 数量 | 金額 |
1 | PCIドライバー基本機能
| --- | 300,000円 |
2 | PCIリソースの操作による独自機能(1機能 50,000円)※ | 5機能 | 250,000円 |
3 | 現地立会い・結合テスト(1日 40,000円)※ | 5日 | 200,000円 |
合計 | 750,000円 |
『PCIリソースの操作による独自機能』と『現地立会い(結合テスト)』は、お客様のシステムによって数量(機能数、日数)が異なります。
計測器をUSB接続にて制御するシステムの例
- 計測の開始、終了などの制御
- シリアル通信による計測データの取得
- 活線挿抜(ホットプラグ)対応
価格表
価格表 | |||
No | 概要 | 数量 | 金額 |
1 | USBドライバー基本機能
| --- | 300,000円 |
2 | シリアル通信による独自機能(1機能50,000円)※ | 10機能 | 500,000円 |
3 | 現地立会い・結合テスト(1日 40,000円)※ | 5日 | 200,000円 |
合計 | 1,000,000円 |
※『シリアル通信による独自機能』と『現地立会い(結合テスト)』は、お客様のシステムによって数量(機能数、日数)が異なります。